アウトローBCD

話題のBCD「アウトロー」使ってみました!その実力と気になる点は?

アウトローBC

「うわっ!?ナニコレ!?・・軽っっ!!!」

 

手に取る人皆が言う最初の一言、
じっさい私もそうでした!

 

私の使っているSサイズでナント1.5キロ!
人気のよくあるゴムフィン1組よりはるかに軽いです。

 

世界最軽量BCDとして、
アクアラングから2018年にリリースされた「OUT LAW」は、メーカーカタログに未だ載っておらず、
現在、情報ツウな一部のダイバーやショップスタッフのみが知るまだレアなBCです。

 

 

 

アウトローBCを水中で使用した感想
私(身長163cm体重52kg、普段ウェイトがスチールタンクで1Kgアルミで3Kg)が、アウトローのSサイズ+5Lブラダーをタイ・タオ島(アルミタンク)で使用したインプレッション以下となります。

 

■水面でエアをパンパンに入れたら首の辺りで浮きます。5Lでも十分でした。
■流れに逆らう場面では他のダイバーのフィンキック数より明らかに少なくて済む。
■多少のダウンカレントも全く問題なし。
■水面を船に戻る時とても抵抗少なく楽な事がいちばん実感。

 

「使用した感想としては、まずその超コンパクトさに周りのダイバー騒然〜分解したこれをメッシュバッグの横のポケットから取り出したら驚いてました(笑)。セッティング後背負ってみると、あの後ろに引っ張られる感が少ないのに気が付く。これはちょうどウェストの部分とタンクバルブの位置の2点のバンドでしっかりタンクを固定するのと、登山用リュックのようにしっかりFITする本体部分により、タンクが常に背中にくっついていることによるものだと思います。潜行時はいつも右肩のダンプバルブでエア抜いてたので、久しぶりにインフレーターを引いてエア抜きましたが、バシューっ!!といっきに抜けて超スムーズ。これクセになります(笑) 水中での抵抗を試すのにダッシュしてみましたが、そのスピードはいつも潜り慣れてる人ならすぐにわかるほど!流れに逆らう場面では後ろから他のダイバーのフィンキックと比べてみてたら、皆がパタパタ連続で振っているのに、こちらはゆっくり途中止めながらでも余裕でついていけたことからその抵抗の少なさに納得。安全停止も普段どおり問題なく、浮上して船に戻る際によくある水面で流されそうになる場面では、他のダイバーを引っ張ってガンガン泳げるほど抵抗がなく楽ちんでした。一般的なBCで水面を泳ぐときにBC脇の部分がかなり抵抗になっていたんだなぁと改めて実感しました。」

 

アウトローBCDアウトローBCD
アウトローBCDアウトローBCD
全体的なスタイルとして、立体的に身体にキュッとFITする形状の本体部分と、バックフロートタイプとなるブラダーが分かれています。

 

■エアの出し入れによる締付感やユルミなどの変化が皆無。
ダイビング中ずっとタンクが背中にくっついてて左右のバランス取りやすい!

 

■装着時はお腹のバックルと両肩・胸のストラップを締めるだけ。
ベルクロのバンドが背中に張り付いたりせず、装着がとてもスピーディー!

 

■脇の部分には何にもなくアームホールも広くとてもスッキリ。
BCに腕を通す際に、ヒジからスルっとはいるので肩が痛い方も楽々!

 

■シリンダーを包み込むような形状の背面ブラダー(フロート)。
水中抵抗が驚くほど少なく、進むのがスイスイととても楽チン!

 

アウトローBCDアウトローBCD
アウトローBCDアウトローBCD
同じく軽量モデルBCで人気の「ZUMA」と比較すると、ベルト類もがっしりしていて、ループやフック類も豊富。

 

■計9箇所もある、軽量強化樹脂製カラビナや頑丈な布製のループ。
→シグナルフロート・カメラ・カレントフック・クエスト・支持棒などもあちこち付けれて便利!

 

■表面が柔らかいメッシュ素材で、曲線のついた太めなショルダー・ウェストバンド採用。
→身体にしっかりとFITするので、BCと体の遊びがなく一体感がハンパない!

 

アウトローBCアウトローBC
特筆するのはその収納性!左図の様にバラすことも容易ですが、右図の様折りたたむだけでもこんなに薄くなります。

 

■組み立てもバラすのも数分でOK。
→旅行のパッキングがすごくコンパクトになります!あっという間に超速乾!

 

 

「びっくりします〜驚くほどの排気スピード!」

 

アウトローBCの排気の動画

 

■アウトローBCには、潜行するときなど、今まで普通に使っていた右肩のダンプバルブ(紐引っ張ってプシューと抜くアレ)が付いていなくて、あら?と思いましたが、浮力体ブラダーに強力なゴム素材のバンドが取り付けられており、その縮む力で強制的に排気されます。そのため、急いで潜行したいときでも「ブッシュー!!!」と一気に抜けて超快適です!インフレータを上に挙げなくともホース自体を下に引いても勿論超速排気。

 

 

 

アウトローBCの気になる点

 

アウトローは「エキスパートダイバー向け」とありますが、
それはブラダー(浮力体フロート部)の容積が他の一般的なBCよりも小さいところにあります。
その点が革張りの無さや抵抗の少なさとなり人気なのですが、一般ダイバーやシニアダイバーには浮力が少ないって不安要素になりますよね?

 

アウトローのサイズは、本体部分とブラダーが、其々別で組み合わせ選択できるようになっていて、

 

■本体部分のサイズがS・M・Lと3種類で、対応サイズ(身長・体重・ウエスト)が、S(142〜170cm・40〜70Kg・73〜109cm)M(170〜182cm・68〜95Kg・81〜122cm)L(178〜195cm・90〜122Kg・106〜147cm)とのメーカー公表となっております。

 

■ブラダー部分は、5Lと11Lの2種類となっていて、両方とも本体部分の各サイズに対応可能となってます。

 

ちなみに、同アクアラング社の人気BC「ZUMA」の浮力体容積と比較すると、ZUMAのXXS〜Mが10L、ML〜XXLが15Lとなっていますので、

 

小柄なダイバーが11Lのブラダーを選択する以外は、全体的に浮力不足になるのではないかと思います。

 

しかし実際には、BCにエアをパンパンになるまで入れることってほとんどないですよね?

 

例えば潜行が苦手でどうしてもオーバーウェイトで、水中で常にエアが入っているダイバーであれば気になるところかもしれませんが、その場合は緊急時にウェイトをすぐ捨てれるクイックリリースウェイトポケットを利用すれば問題も解決できます。

 

浮力が足りなくなって困ることが想定されるのは、普段ウェットスーツ着ててもウェイト不要な筋肉質でやせ型の人が、温水域でスーツ無しのスチールタンクで潜る場合、5Lブラダーだと水面でも辛いかもしれません。

 

 

 

ダイバーのタイプ別のお勧めサイズ

 

■ハーネスのみでも全く支障のない慣れたダイバー
→全サイズ+5Lブラダー(てかハーネスでいいかも?)

 

■最小限のウェイトで潜行も浮力コントロールも問題ないダイバー
→S〜Mサイズ+5Lブラダー/M〜Lサイズ+11Lブラダー

 

■ダイビング終了前の安全停止の際、BCにエアを結構入れないと浮力コントロール取れないダイバー
→全サイズ+11Lブラダー(体重70キロ以上は推奨しません)

 

 

 

総評
エキスパート向けと謳ってる点と浮力体容積が小さい点に不安があって躊躇する方もいるかもしれませんが、適正ウェイト量にて潜行を人の手を借りずにできて、安全停止もロープ無しでできる認定OWダイバーであれば、エキスパートでなくとも快適に使用できて、安全性の面も問題ないBCであることは確かです!もしそれらのスキルに自信がないのであれば、BCD云々よりもまず潜行スキルや浮力コントロールスキルをしっかり身に着けることお勧めします。
シニアダイバーの方も水中移動が楽なのでとてもお勧めできるBCです!
ツアーの際の荷物重さ量と大きさは劇的に減りますが、その分衣類やお土産増えるので、プラマイゼロ〜むしろプラス!?になるかもしれませんが!笑

 

 

※アウトローBCのモニター器の格安販売もしております。気になる方はご連絡くださいね(^O^)
divesimply@gmail.com


アウトローBCのウエストベルトは延長できます!

アウトローウエストベルト1

 

アウトローを初めて手にしたときは、その軽さに驚きと感動を感じますが、
同時に「あれ?ウエストバンド短いかな?」と思う方が多いのも事実です。

 

メーカー公表のサイズとしては
M 

サイズ 身長 体重 ウエスト

142〜170cm

40〜70kg

73〜109cm

170〜182cm

68〜95kg

81〜122cm

178〜195cm

90〜122kg

106〜147cm

以上となりますが、
例えばSの場合だと、73〜109cm対応となっていますが、
実際に着てみると、ウエストの実寸が80cmを超えると、長さがギリギリとなってしまいます。

 

アウトローBCのウエストバンドは、よく見ると写真のように先端のDリングを軽い力で「前方に引く」ことで締まるような構造になっています。
アウトローウエストベルト1

 

そのため、「このDリングをベルトについているホルダーから抜けば、ベルトを延長できるんじゃないか?」と気が付くかとも思います。

 

実は、アウトローBCは元々ウエストベルトを腹周りサイズに合わせて延長できるような仕様となっています。
それでは以下にて説明いたします。

 

 

 

アウトローBCのウエストベルトDリングを抜く方法

 

アウトローBCのウエストベルトのDリングは、一見するとホルダーから抜けないように見えます。
アウトローウエストベルト2

 

 

ホルダーから抜くには、Dリングをこのように横向きにします。
コツとしては、ベルトの先端のDリングが通っている部分の生地にあまりシワが寄らないようにすることです。
アウトローウエストベルト3

 

 

無理に引っ張らずに、Dリングを押しながらベルトを引くと上手に抜けるはずです。
アウトローウエストベルト4

 

 

体形が変わったり、ドライスーツ利用時にはぜひ活用してみてください!
アウトローウエストベルト1


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